精神病と精神障害

精神病は、ある程度重度以上のこころの病ということができるその総称である。

 統合失調症、躁鬱病、てんかんなどがいわれている。

 精神障害は、精神の異常や偏りを総称する広い概念である。これに対して精神病は、一般に精神障害よりも重度であり、幻覚や妄想、奇妙などの症状を示すものをさす。

一方精神障害は、神経症、人格障害、心身症、PTSD、多重人格などであり精神病には、含まれない。

 現在、もっとも頻度が高く頻度が高いのが、統合失調症であり次に躁うつ病である。

 原因別に見た場合、精神病は二つに分類される。ひとつはアルコールや薬物中毒、脳障害など、明確な外的・身体的な原因でおこるもので、器質性精神病が該当する。

もう一つは、遺伝や素質が関与していると想定されるが、現在はまだ身体的原因が不明のもので、脳の機能不調ということが、現在の脳科学では言われているが、今後の研究が期待されている。 

 精神障害の中でも神経症は、身体的原因が少なく、心理的、社会的要因によるとされている。

そして現実性や人格を保ち、病気の自覚もあり考え方が鬱的思考、堂々巡りになってしまうケースも多く見られる。

そして神経症には、一時的、一過性のものもあるので、短期間で軽快するものも少なくない。

精神障害の分類としては、

 

神経症−ヒステリー・恐怖症・強迫症・パニック障害など

 

人格障害−境界性人格障害など

 

生理的障害−不眠症・拒食症など

 

情緒障害−ADHD(注意欠陥多動障害)など

 

発達障害−LD(学習障害)など

 

そして、精神病や精神障害を含めて、合併型、混合型、境界型の症例も多いので、

すべて明確に区別できるわけではない。