心理学のアプローチ1 知覚系

心理学は、アプローチの仕方の違いで大きく5つにわけることができるといわれている。

知覚系、認知系、発達系、医療系、応用系である。

 

知覚系アプローチは、五感などの感覚で受けた刺激が、生理的興奮によって大脳中枢に伝達されるメカニズムの解明をおこなっている。

ここでは、刺激の反応速度や図形の見え方、感覚器官の構造や脳の情報処理など多岐にわたる。たとえば光を感じたらボタンを押し、その時間差を測定したり、光の強さを変えたりという研究や、教科書でおなじみの盃−横顔図形や錯覚図形の研究は、感覚心理学や実験心理学でおこなわれている。また神経系と大脳の情報の処理の仕方の研究は、知覚心理学や神経心理学があたっている。

自己刺激法による快中枢の発見や、視覚野のなかでの物の傾きに反応する神経細胞群の発見は、生理心理学の成果である。

これに動物との比較研究としての動物心理学もある。

また単なる刺激−反応だけの研究にとどまらず、視覚でいうと、相手の表情による認識の差、刺激を受けるこちら側の見ようとする欲求による違い、態度に関しても研究が進んでいる。。